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仁支川峰子 吉原炎上。 [芸能ニュース]

仁支川峰子での強烈な演技は
今や伝説と化しています!!



吉原炎上での1シーン。

敷きつめられた真っ赤な布団。
鮮血を吐きながら、男を求め続ける小花。
やがて死が・・・。


仁支川峰子さんの、いまや伝説となったのシーン。


吉原炎上は五社英雄が監督で
名取裕子さん主演の日本映画です。


吉原炎上_Fotor.jpg
出典:livedoor.blogimg.jp

仁支川峰子さんは吉原炎上の主演ではありませんが
その強烈な演技は今や伝説と化しています。



仁支川峰子さんの吉原炎上での役どころは、
肺の病に侵され、心身に支障をきたして
死んでいく花魁=女郎・小花。
 

小花は売れっ子の花魁でした。

”生まれは徳川の御典医の家”
”弟を帝大に行かせるために吉原にやってきた。”

普通に考えれば、まかり通らない
それでも小花はそう言い続けていました。

そして、その嘘が唯一の心の支えになっていたのです。


やがて、仁支川峰子さん扮する
小花は肺病に侵されてしまいます。


徐々に客を取ることができなくなり、
そのうちに心までも病んでゆきます。


布団部屋に閉じ込められ、
乳房もあらわに絶叫を続ける小花。



目の焦点は定まらないまま、
ただひたすらに叫び続ける・・・。

「誰でもいいからさ‥‥抱いておくれよ。」

「ねぇ〜噛んでよ、ここ。」

「ここ噛んでここ〜 噛んでよおっ〜!」


吉原炎上での、仁支川峰子さん迫真の演技大爆発なのであります!

あれ、なんか怒り新党みたいw。

吉原炎上のこのシーンは、後に伝説と化すのであります!


吉原炎上へのオファーは僅か8日前!




吉原炎上.png
出典:livedoor.blogimg.jp


仁支川峰子さんに吉原炎上の
オファーがあったのは
クランクインの僅か8日前だったようです。

「でも私の役が決まったのはクランクインの8日前だったの。
小花の役だけが最後まで決まらなくて、五社監督が推薦してくださって。
そのせいか、口さがないスタッフの中には
『監督は峰子ちゃんと怪しいんじゃないの?』と言ってる人もいたわね」


吉原炎上の主演は名取裕子でしたが、
主役を食った仁支川峰子さんの絶叫シーンでの
演技のほうがインパクトが強く、
吉原炎上の無くてはならないシーンとなっています。


五社映画の象徴の「鮮烈な赤」。

「監督の好きな赤には、情熱もあるし、
悲しみも苦しみも込められている色だと教わりましたね」


とは、仁支川峰子さんのコメントです。


吉原炎上でももちろん「鮮烈な」が生きています。

それがこの記事冒頭で紹介した
伝説の布団部屋のシーンです。


吉原炎上の撮影当初、
この構想は台本になかったようです。

撮影が進むにつれ、五社監督と美術スタッフが
アイデアを出し合い、伝説の赤づくしの
名シーンが誕生しました。
 

仁支川峰子さんの吉原炎上。
興味わきましたか?


まだの方はぜひ吉原炎上を御覧くださいね。

[DVD] 吉原炎上(期間限定) ※再発売


 


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